コミュニティライフ構想

雫石町 100年の森 コミュニティライフ構想
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町有地を活用した100年の森とコミュニティライフの共生によるCCRC事業


 雫石町では、平成23年度を始期とする第二次総合計画をスタートさせ、これまでに蓄積された農林業、観光などの地域資源を基礎にしながら、早稲田大学都市・地域研究所と共同研究を通じて、豊かな自然環境を生かした具体的なまちづくりのプロジェクトを検討してきました。特に、本町では人口減少が進み、高齢化率は31%と超高齢化が進んでいるため、日本版CCRCの(高齢者の地方移住、自立型コミュニティ)導入を含めた移住対策は喫緊の課題でした。

 平成26年度から、地元関係者による懇談会や勉強会を開催し、小岩井駅より約1.5㎞、盛岡駅へはJRで約10分、車で約25分と都市部とのアクセスも良好かつ、全国から観光客が訪れる「小岩井農場〜100年の森〜」に隣接する町有地(14ha)の活用がモデルプロジェクトとして位置づけられました。具体的な事業として、「高齢者が安心して暮らせる高齢者住宅」、「障がい者のためのグループホームと農を活かした就業施設」、「多世代・多機能型の拠点としての図書館とレストランを擁するコミュニティカフェ」、「地場産材、農業、地域エネルギー等の地域資源を活かした環境共生事業」に着手することが掲げられています。

 これらのプロジェクトの実現のために、これまでのように町や第三セクターが事業を担うのではなく、公民連携によるまちづくり会社「(株)コミュニティライフしずくいし」を設立し、地元事業者が中心となり、建物完成後の運営面では、行政からは自立して経営を担います。なお、まちづくり会社は、地元銀行やコミュニティファンド等の出資、東京の日本版CCRC移住推進センターを介した移住促進事業など、全国各地でコミュニティ形成型高齢者住宅事業のモデルを展開する民間事業者の協力のもとで、平成28年度春を目標に日本版CCRCのモデルの完成を目ざします。