コンセプト

100年の自然景観を活かしたしずくいしライフスタイル
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~100年前から変わらない自然環境のもとで、これからの100年も持続可能な暮らしを実現するために~

1 アクセス性の高い14ha町有地の立地

町有地14haは名峰岩手山麓に位置し、「環岩手山エコツーリズム」の核である「小岩井農場」に隣接する岩手山を望む自然環境に恵まれた立地。交通機関はJR田沢湖線小岩井駅より約1.5㎞。盛岡駅へはJRで約10分、車で約25分と都市部とのアクセスも良好。

2 隣接する「小岩井農場」の観光資源としての価値

小岩井農場は、平泉文化遺産(2011年世界遺産登録、平泉町)、橋野鉄鋼山(明治時代の産業革命遺産、釜石市)とともに、岩手県旅行の三大訪問地として全国から観光客を引き寄せており、特に2013、2014年はエコツーリズム大賞を受賞し全国47都道府県すべてから人々が訪れ、エコツアーの参加者だけで年間3万人以上に達する等、その周辺地域への経済効果は大きい。

3 14ha事業による移住促進の期待

町有地14haは、JR小岩井駅から小岩井農場「まきば園」や「一本桜」等、観光客に人気のスポットに通じる道路の途中にあり、小岩井農場事業の恩恵に浴する条件下にある。従って、既存の観光資源に組み込まれるような魅力的な要素・利用条件を盛り込むことも視野に入れることで、 全国各地からの移住促進の核となることが期待される。


実践する5つのテーマ


<テーマ1> 都市部からの移住促進モデル ~人口維持を目指す~

全国的な人口減少社会の中、雫石町の人口減少に歯止めをかけ、人口維持を目指す。
・近年日本農業賞受賞者を3名輩出している、雫石町の農業を活かした元気高齢者の雇用創出といきがいづくり
・小岩井農場に隣接する自然環境を活かした子どもたちの環境学習
・地場産材を活用した木のぬくもりの感じられる低炭素型住宅とエコタウンなど
 →全国各地の都市部から雫石への移住促進の核として、魅力的な場を創出・発信する。
※日本創成会議(座長:増田寛也)は東京圏の介護難民13万人の対策の1つとして、地方への移住を提言している。(平成27年6月4日)

<テーマ2> 特養待機者をゼロにする ~町の医療・介護保険負担の軽減~

健康寿命の長い高齢者増加による医療・介護保険負担の軽減し、特養を新設せずに、特養待機者をゼロにする。
・寝たきり、認知症にならない健康づくり
・予防介護や健康づくりの取り組みの強化
・以前のスキルを活かした仕事や生活に役立つ仕事の場を創出 など
ゆいま~る厚沢部(北海道)の介護度軽減の実積
・入居者20名中厚沢部町入居者8人で、そのうち5人の介護度が改善された。平均介護度は、2013年は2.7から2年目は約1.6に低下した(平均年齢85歳)。
・年間約300万円の介護保険の負担低下。町にとって、1人当たり月々約3万円の介護保険の負担の軽減につながっている。

<テーマ3> 町全体の福祉ニーズのトータルケアの構築

雫石町の医療福祉拠点は雫石診療所・健康センターであり、各集落の診療所を転用した地区医療福祉サテライトが各地区のサポートを担うことになる。その中で、町有地14haは、それらの地区単位のサテライトとは異なり、他地区のサテライトも支援可能な移住促進と障害者ケアに特化したサテライトとして、差別化を図る。
・介護スタッフの人材育成を行い、他地区の介護施設にスタッフを派遣する。
・町有地14haでは、新たに建物を新築する事業のため、一定の家賃を払える元気高齢者の入居に限られてしまう可能性がある。そこで、地域善隣事業などと連携して、空き家を活用した低家賃タイプもプロデュースする。
・町有地14haの事業化を通じて得られたデータや経験を踏まえて、町全体の高齢者の住まいのケアをサポートする。

<テーマ4> 雇用と地域経済の活性化

・介護スタッフの雇用創出
・農業を通じた高齢者や障がい者の働く場づくり
・農業や食をテーマとした6次産業化やインキュベーション

<テーマ5> 地産地消・自給自足

・太陽光エネルギー、木質バイオマスエネルギー等を活用した地域エコシステム
・地場産材、地元大工、地元建設会社のネットワークによる産直型の建設プロセス

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